血糖値コントロールでメタボ対策

2012-10-01

血糖値の仕組みとは?

前回の記事の中で「血糖値の急激な上昇を防ぐ」という話をしました。

不健康な食事方法をすることによって血糖値が急激に上昇すると、体内に様々なダメージを与えます。

まず最初にダメージを受けるのは「すい臓」です。

食事を取ると血液中のブドウ糖の量、つまり血糖値が上昇します。

血糖値が上がるとすい臓から「インシュリン」という物質が分泌され、このインシュリンの働きによって、身体の細胞内に栄養が届けられます。

そして、血液中にブドウ糖の量が多く存在していると、血管にダメージを与えてしまいますので、使い切れなかったブドウ糖は、インシュリンの働きによって脂肪として蓄えられます。

食事を摂る→血糖値が上昇する→インシュリンによって栄養を蓄える→残った血糖は脂肪に変わる

これが通常のサイクルです。

しかし、早食いやドカ食い、炭水化物ばかりの食事をするとこのサイクルが過剰に起きてしまいます。

血糖値の急上昇と急下降

前回の記事で紹介したように、食事の順番に気をつけて食事をすれば、このサイクルは正常に稼働します。

しかし、炭水化物(ご飯、パン、麺類等)を急激に摂取してしまうと、この血糖値が急激に上昇します。

急激に上昇すると、異常を感知したすい臓からは大量のインシュリンが分泌されます。

大量に分泌されたインシュリンは、血糖値を急激に下げ、血糖値は通常よりも低い数値まで下降してしまいます。

血糖値が下がり過ぎると、低血糖状態となってしまい、脳は栄養不足と判断をしてしまいます。

栄養不足と感じた脳は、糖分を摂取するように命令を出すため、急激に空腹感が襲ってきて、またまた炭水化物や甘いものを急激に摂取してしまいます。

この悪循環によって、高血糖、低血糖を繰り返し、それに続いてインシュリンの分泌量がさらに増えてきてしまいます。

インシュリンの分泌量が上がれば、脂肪として身体に蓄えられる量も増え、さらに肥満の人はインシュリンが効きづらくなりますので、さらにインシュリンの分泌量が増えるという、悪循環に陥ります。

そうしてすい臓は次第に疲労状態となっていき、最終的にはインシュリンを分泌できなくなってしまいます。

インシュリンが分泌できなくなり、血糖値が高い状態が続く病気が糖尿病です。

インシュリンがなければ身体に栄養を取り組むことができなくなり、血液中の高血糖状態が続くと血管が破壊され、失明や手足の壊疽など、取り返しの付かない状態になってしまいます。

血糖値コントロールで身体を守る

メタボの方はこのような食事方法を摂る傾向が強く、メタボ患者には糖尿病の予備軍が多くいます。

糖尿病になる事を避けるためにも、食事のとり方は普段から気にかける必要があります。

一般的には精白米や食パン、うどんなど白い食べ物を控えると、血糖値の上昇を抑えられるといわれています。

しかし、いきなり主食を変えていくというのは難しいですよね。

そこで前回紹介した食事の順番が重要になってきます。

食事を摂るときに、血糖値の上がりにくい食品から食べることで、血糖値の急上昇が防げます。

このようにまずは簡単なところから、少しずつメタボの改善をすることが必要となります。

次回は白い食品を控えメタボの対策解消を行う為の食品を紹介したいと思います。