メタボの保健指導の内容

情報提供支援の内容

メタボ健診の結果、最もリスク要因の少ない情報提供支援」レベルに選定された場合、情報提供の保健指導を受けることになります。

情報提供支援による特定保健指導の目的は「自身の健康状態の把握」と「生活習慣を見直すきっかけ作り」をすることにあります。

情報提供支援は、年に一回メタボ健診の結果と同時に行われ、生活習慣を改善するための様々な情報が提供されます。

提供される情報は、健診結果表の見方、健診の意義の説明を始めとして、生活習慣改善のための情報となります。

  • 代謝症候群(メタボ、メタボリックシンドローム)や生活習慣病についての知識
  • 食事バランスガイドや、健康作りのための運動基準(エクササイズガイド)
  • 食品の摂取カロリー、生活活動、運動による消費エネルギー量
  • 選定者に合わせた生活習慣の具体的な改善方法

以上の情報が提供され、選定者の生活習慣を改善に導きます。

この他にも地域の健康施設やスポーツジム、健康に配慮した料理を提供する飲食店などの情報も提供されます。

動機づけ支援の内容

メタボ健診の結果、中間のリスク要因レベルに選定された場合、動機づけ支援の保健指導を受けることになります。

動機づけ支援による特定保健指導の目的は、自身の生活習慣を振り返り、生活習慣の改善のため、どのような日常生活をおくればよいのか目標を立てること。

保健指導の終了した後でも、改善した生活習慣を続けることにあります。

動機づけ支援は原則として1回、20分以上の個別支援、もしくは80分以上のグループ支援が行われます。

支援の内容は、医師、保健師、管理栄養士などによって行われます。

生活習慣改善への指導として、運動・食事管理の改善方法などが具体的に提案され、メタボを改善予防のため、対象者の取り組める目標計画を立てていきます。

具体的には以下の指導を行います。

  • 健診結果と生活習慣の関係性を理解させ、生活習慣改善の必要性を伝える。
  • 生活習慣を改善すべき理由、現状維持による将来的な危険性を説明する。
  • 食事、運動などの生活習慣改善について実践的指導を行う。
  • 対象者とともに目標・計画を立てる。
  • 目標達成のために役立つ施設等を紹介し、活用できるよう支援を行う。
  • 対象者自身で体重、腹囲を把握できるように、測定方法を説明する。

その後、計画通りの生活習慣を6ヶ月間続け、6ヶ月が経過すると保健指導者からの連絡があります。

生活習慣改善後の体重および腹囲、生活習慣などの継続状況を指導者と共に確認し、実施内容の評価を行います。

積極的支援の内容

メタボ健診の結果、最もリスク要因の多いレベルに選定された場合、積極的支援の保健指導を受けることになります。

積極的支援による特定保健指導の目的はメタボ改善するためには、どのように生活習慣を改善し、行動をすればよいのかを目標を立てること。

特定保健指導が終了した後でも、継続して健康的な生活を続けていく習慣を作ることにあります。

医師などの保健指導に基づき、行動計画を立てる点は、他の支援内容と同じです。

「積極的支援」では、3ヶ月以上の継続的な支援と定められていますので、「情報提供支援」「動機づけ支援」とは異なり、複数回に渡って指導が行われていきます。

具体的な指導内容は「動機づけ支援」と同じく、生活習慣病についての認識、生活習慣改善の目標・計画立てとなりますが、積極的支援の場合、3ヶ月以上の継続的支援の間に、個別支援グループ支援電話やメールを使った支援が行われます。