メタボと運動不足

メタボの大きな原因のひとつに運動不足があります。

交通の便が発達した現代では、移動のほぼ全てに車両を利用するため「歩く」という行為が日常生活から抜けてしまっています。

さらにエスカレーターやエレベーターの利用も多くなり、便利になった反面、運動不足は深刻になってきています。

運動不足の人が増えているのに対して、食生活は高脂質、高タンパクになっていますので、摂取と消費のバランスが吊り合っていないために、メタボになりやすい環境になっていると考えられます。

基礎代謝の減少で太りやすく

運動などをせず、身体を動かしていない状態でも、生命活動を維持するためには最低限のエネルギーが消費され、これを基礎代謝と言います。

基礎代謝は筋肉量が減ると減少していきますので、運動不足のままでは加齢とともに筋肉量が落ちていき基礎代謝も低下していきます。

代謝は低下しているのに、食事量が若いころと同じままであれば、消費しきれないエネルギーは脂肪として蓄積されていきます。

筋力を上げるか、食事内容を改善することで摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスを保ちましょう。

運動不足の悪循環

運動不足で肥満になると、内臓脂肪がつきやすく、メタボのリスクをさらに上げてしまいます。

また肥満になると身体を動かすのが億劫になりますので、さらに運動から遠ざかってしまい運動不足の悪循環となります。

メタボを予防解消するには運動習慣の改善が必要不可欠ですので、少しずつ身体を動かすことが大事です。

運動不足の理由

運動不足の2大理由が「時間がない」と「面倒くさい」です。

「時間がない」という人は、運動する気はあるが日常生活が忙しく、運動をする機会がない人の事です。

このタイプの人は、「通勤中に歩く距離を増やす」「帰宅後わずかでも身体を動かす」「30分早起きして散歩をする」など、日常生活に運動を組み込んでゆくことで少しずつ改善できます。

改善が難しいのが運動を「面倒」と考えている人です。

このタイプの方は運動を行う生活習慣が身についていないため、一から運動をはじめるのが億劫になっている事が運動不足の原因となっているようです。

始めからジョギングや縄跳びなどの激しい運動をする必要はありません。

生活習慣として運動を身につけることが大事ですので、ストレッチや腹式呼吸などの、テレビや、本を見ながら行えるような、簡単な「ながら運動」から始めると良いでしょう。