メタボと日本人

生活習慣病の原因としてメタボがあげられますが、現在日本人の死因のトップスリーを生活習慣病が占めています。

日本人はメタボの悪影響を特に受けやすいと言われているため、生活習慣を改善しメタボを予防することは、生活習慣病によって死亡するリスクを下げることに繋がります。

日本人の3大死因

日本人の死亡原因の割合は、悪性新生物(がん)、心疾患、脳血管疾患が最も多く、この3大死因だけで死亡原因の約55%を占め、これは全て生活習慣病です。

悪性新生物(がん) 29.5%
心疾患 15.8%
脳血管疾患 10.3%
肺炎 9.9%
老衰 3.8%

5大死因 (平成2010年度 人口動態統計より)と割合

がんの増加

最も多い死因は悪性新生物(がん)で全体の約3割の人が、がんによって死亡しています。

死因の割合でがんが増えた要因には、医療の進歩によって結核などの感染症が減ったため若年層の死亡率が減少したこと。

2位以下の心疾患や脳血管疾患を発症した際の、処置技術が向上したことによって命を落とさず回復出来る様になったこと。

さらに寿命が伸びたことでがんになる確率が増えたことが原因として考えられます。

がんの原因

しかし、がんの発生原因の約30%に食生活が関わっているという報告もあります。

特に食の欧米化によって発生する傾向が多いがんとしては、乳がん、前立腺がん、大腸がんがあります。

これらのがんは生活習慣を見直すことでその発生率を抑える事ができます。

心疾患と脳血管疾患の原因

心疾患の危険因子としては脂質異常症や高血圧、高血糖が、原因とされています。

脳血管疾患では動脈硬化が最大の危険因子で高血圧、高血糖、脂質異常症が原因として上げられています。

メタボ健診にはこれらの病気を予防するという目的があります。

生活習慣の改善と禁煙

また、上位4つすべての危険因子として喫煙が上げられています。喫煙は「予防できる最大の死因」と言われています。

このことから、生活習慣を見直し、生活習慣病やメタボを予防することが、健康的な生活を行う上で重要だとわかります。